所有権留保の解除

自動車をオートローンで購入したときに車検証の所有者欄がディーラーやクレジット会社になることがあり、これを所有権留保といいます。ローンの支払いが完了すれば、所有権留保を解除できるのですが、印鑑証明など必要書類を揃えることが手間だったり、ディーラーの担当者から解除しなくても特に不便はないからと説明され、所有権留保のままにしておくケースが多くあります。使用上は不便を感じることはないと思いますが、車を買い替えたい時には解除をしなければ売ることはできません。自分で書類を用意して解除すれば手数料は必要ありませんが、車を買い替えるときなどはディーラーや自動車販売店が手続きを主導されますので、余分に費用が5,000~7,000円程度必要になってきます。また、転勤などで住所が転々としている状況では戸籍の附票を用意する必要もでてきますので、更に費用が嵩むことにもなります。このように買い替えまでそのまま放置しておくことは不要な出費も必要になりますので、できればローン完済したときに時間を見つけてご自分で手続きされることをおすすめします。

投稿者プロフィール

mishiro
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三代昭博 1973年生まれ 松江市出身 松江東高校卒。趣味は朝ランニングと読書です。好きな本は『7つの習慣』。いつまでも挑戦し続けたい・・・そんな思いから行政書士を開業しました。

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